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ファウンテン郡()は、アメリカ合衆国インディアナ州の西部、ウォバッシュ川の東岸に位置する郡である。公式には1826年にインディアナ州53番目の郡として設立された。2010年国勢調査での人口は17,240人であり、2000年の17,954人から4.0%減少した〔Quickfacts.census.gov - Fountain County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はコビントン市(人口2,645人〔American FactFinder - Covington, Indiana - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市はアッティカ市(人口3,245人〔)である。 郡内には8つの法人化された都市と町があり、その総人口は約9,700人である。他にも多くの未編入の町があり、また11の郡区に別れ、それぞれ地方サービスを行っている。郡内を州間高速道路が1本、アメリカ国道が2本、インディアナ州道が5本通り、また鉄道の幹線が1本通っている。 == 歴史 == インディアナ州は1816年に設立された。ファウンテン郡となった地域で最初の非先住民開拓者は1823年初期に入ってきたフォーブスと考えられており、間もなく他の者が続いた〔Clifton 1913, p. 47.〕。ファウンテン郡は公式には1825年12月30日の州法で設立され、その法は1826年4月1日に有効となった。その後も郡の領域は変更されなかった〔Clifton 1913, pp. 57–59.〕。郡名はケンタッキー州の軍人で、北西インディアン戦争の1790年10月22日に起きたハーマーの敗戦で戦死したジェイムズ・フォンテーンに因んで名付けられた。その戦場は今日のフォートウェイン近くだった。 初代の郡庁舎1827年にコビントンに建設された2階建て木枠組みの建物だった。この建設にはエイブラハム・グリフィスが335ドルで一番札を取った。2年後の1829年、煉瓦造りの建物が必要だと決められ、新しい庁舎の建設計画が立てられたが、当時の州法で郡庁所在地の移転を要求してきた。最終的に郡庁所在地はコビントンのままとすることが決められ、煉瓦造りの郡庁舎は1833年に完成した。三代目の郡庁舎は1856年に発注され、1857年に33,500ドルを掛けて完成した。1860年1月には最初の巡回裁判所がこの建物で開かれた。しかし、同日に火事が発生して建物は大半が破壊された。四代目の郡庁舎は建築家アイザック・ホッジソンが設計し、1861年1月に完成した。建築費は54,624.05ドルだった〔Clifton 1913, pp. 64–67.〕。現在有る五代目の郡庁舎は1936年から1937年に246,734ドルを掛けて建設された。これは前の建物が安全ではないと宣言されたために、建て替えられたものだった。工事はシカゴのジェイコブソン兄弟が請け負い、ルイス・R・ジョンソンとラファイエットのウォルター学派が設計した。郡庁舎の内壁には1937年から1940年に掛けて、ユージーン・フランシス・サベージなどが多くの壁画を描いた。壁画の広さは総計で2,500平方フィート (232 m2) あり、インディアナ州西部の開拓の様子を描いている。 ウォバッシュ・アンド・エリー運河の建設は1832年に始まり、南西に延び、1842年にはラファイエットまで開通した。1846年にはコビントンに達し、1847年、運河を使った郡内の交通が始まった。後に開通した郡最初の鉄道が運河の無用さを予告していたものの、この運河を最後の船が通過したのは1875年になっていた〔Clifton 1913, pp. 130–131.〕。 郡最初の鉄道はトレド・ウォバッシュ・アンド・ウェスタン鉄道(後のウォバッシュ鉄道)であり、郡の東から北部を抜け1856年にはアッティカまで延伸された。翌年にはさらに西のウォーレン郡を抜けてイリノイ州との州境まで達した。別に、インディアナポリス・クロウフォーズビル・アンド・ダンビル鉄道(後のインディアナ・ブルーミントン・アンド・ウェスタン鉄道)が1855年に建設開始したが、州全体の経済のために1858年には中断された。この線は別の経営者によって1870年に完成し、1871年には列車の運行を始めた。ファウンテン郡ではコビントン、ビーダーズバーグ、ヒルズボロを通っていた〔Clifton 1913, pp. 131–132.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ファウンテン郡 (インディアナ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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